中国ブリキ合弁事業 WINSteelにてお客様招待会を開催
2014/07/22
新日鐵住金株式会社
中国ブリキ合弁事業 WINSteelにてお客様招待会を開催
新日鐵住金株式会社(代表取締役社長:進藤 孝生)と武漢鋼鉄(集団)公司(董事長:鄧崎琳 本社:中国湖北省武漢市)とのブリキ合弁事業会社である「武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司(以下、WINSteel)」(総経理:板垣 毅、新日鉄住金より派遣)は、7月18日、武漢にてお客様に製品の製造状況などをご見学頂く「お客様招待会」を開催しました。招待会には、武漢鋼鉄(集団)公司副総経理兼WINSteel董事長の胡望明氏、当社常務執行役員兼WINSteel副董事長の宮本常夫をはじめ、中国国内のお客様83社など168名が出席して行われました。
式典では、胡董事長が「信用と信頼をベースにお客様を誠心誠意サポートするとともに、中国経済の発展に貢献していく」ことを挨拶され、また、出席されたお客様からは、同社の最新鋭設備で製造される製品に期待するコメントが数多く寄せられました。
WINSteelは当社の日本国内の最新鋭設備と同等の設備を備え、高品質のブリキ・ブリキ原板・冷延製品の製造が可能です。中国においては生活水準の向上に伴い、食品缶、飲料缶・エアゾール缶等に使用するブリキの需要が増加しており、WINSteelが主にターゲットとする中西部でも今後の拡大が見込まれています。当社は武鋼が持つ中国での事業基盤と当社が持つ世界最高水準の技術とをWINSteelで融合させ、この伸びゆくブリキ需要を現地で捕捉するとともに、ブリキ・ブリキ原板・冷延製品の提供を通じて中国の経済発展に貢献してまいります。
[WINSteel社の概要]
・会社名 | : 武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司 (中文名:武鋼新日鉄(武漢)鍍錫板有限公司) |
・所在地 | : 中国 湖北省武漢市 |
・設立・営業運転開始 | : 2011年10月設立(2013年10月営業運転開始) |
・事業内容 | : ブリキ・ブリキ原板・冷延製品の製造・販売 |
・資本金 | : 18.5億人民元 |
・出資比率 | : 当社50%、武漢鋼鉄(集団)50% |
・総経理 | : 板垣 毅 |
・従業員数 | : 約500名 |
・生産設備/生産能力 (営業運転開始) | |
酸洗・冷間圧延設備 (CDCM) 1基/80万㌧/年 (13年10月) | |
1号連続焼鈍処理設備(C.A.P.L.) 1基/40万㌧/年 (13年12月) | |
1号電気錫めっき設備(ETL) 1基/20万㌧/年 (13年12月) | |
2号連続焼鈍処理設備(C.A.P.L.) 1基/40万㌧/年 (14年10月営業運転予定) | |
2号電気錫めっき設備(ETL) 1基/20万㌧/年 (14年10月営業運転予定) |
お客様招待会で挨拶する胡望明武漢鋼鉄集団公司副総経理(兼WINSteel董事長)
以 上

