九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
過当競争による需給アンバランスを是正し、国際競争力を強化するために、1970年(昭和45)八幡製鉄株式会社と富士製鉄株式会社が合併し、新日本製鉄株式会社が誕生しました。
鉄源部門の戸畑集約、および製鉄所の若返り、高級鋼化を目的とした八幡マスタープランは、合併を機に若干の修正をした後、実行に移されました。
また、CDQ(コークスの乾式処理)の導入、連続鋳造比率の向上、1C.A.P.L.の導入(連続焼鈍化)等省エネルギー化の技術開発を推進するとともに、公害防止のための投資も行い、これを克服してきました。
1980年代に入り、日本経済の成熟化とソフト化の進展、プラザ合意後の円高など、鉄鋼業をめぐる環境は激変しました。1988年(昭和63)には高炉1基体制となり、その後1990年代のバブル経済崩壊やアジア競合メーカーとの競争激化等の環境変化の中で、九州製鉄所八幡地区は絶えざる技術革新をベースに、多岐に渡る高付加価値製品の生産基地としての役割を担っています。
年代 | 九州製鉄所八幡地区の歴史 | |
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昭和 | 45年(1970年) |
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46年(1971年) |
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47年(1972年) |
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48年(1973年) |
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50年(1975年) |
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51年(1976年) |
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53年(1978年) |
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54年(1979年) |
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56年(1981年) |
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57年(1982年) |
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58年(1983年) |
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59年(1984年) |
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62年(1987年) |
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63年(1988年) |
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平成 | 2年(1990年) |
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3年(1991年) |
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4年(1992年) |
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5年(1993年) |
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6年(1994年) |
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9年(1997年) |
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10年(1998年) |
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11年(1999年) |
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12年(2000年) |
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13年(2001年) |
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14年(2002年) |
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15年(2003年) |
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24年(2012年) |
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31年(2019年) |
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