1.鋼管の耐圧強度と使用温度

※1 「一般に、圧力装置における水圧試験圧力は、その装置の最高使用圧力の1.5倍とされている。これによれば、この管の水圧試験圧力は25kg/㎠ (=2.5MPa)であるから、管の使用圧力は16kg/㎠(=1.6MPa)程度以下ということになる。」 (JIS G 3452.3454~60-1962 配管用鋼管解説 2.3特性2.3.1適用範囲)
「試験圧2.5Mpaは使用圧力のx1.5の圧力に耐え得る。」(推奨使用圧力(管本体)防災配管等(消防法、消防法施工令等))
これによれば、 SGPを1.6MPaまで使用する事例があります。

※2 「この管の使用温度は、低温靱性やクリープの心配がないと考えられる-15~350度程度の範囲が一定の目安となる。」(JISG3452(SGP)-1962配管用鋼管 解説  2.3特性2.3.1適用範囲)と規定されています。ただし、内部の液体凍結による、変形が生じる場合があります。
「鋼管クリープおよび低温脆性に対し特別な配慮をした材料を用いないことになったので、使用温度範囲は-15~350度程度と考えられるが、低温強度あるいは高温強度が問題とならない用途では、これより低い温度または高い温度でも使用することができる。」(JISG3454 (STPG)--1962配管用鋼管 解説では、 3.2特性.3.2.1適用範囲)と規定されています。ただし、内部の液体凍結による変形が生じる場合があります。

単位換算表
N/mm2 MPa kgf/mm2 bar
N/mm2 1.0 0.10197 0.1
MPa 1.0 0.10197 0.1
kgf/mm2 9.80665 9.80665 98.04
bar 10 10 0.0102

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