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- 2024/04/23 米国のエネルギー向け展示会OTCに出展
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- 2024/02/27 H2 & FC EXPO水素燃料電池展【春】2024に出展高圧水素用HRX-19と液化水素用HYDLIQUIDを紹介
- 2023/09/28 85 Degrees RenewablesおよびITECO社のオランダ地熱開発井に日本製鉄が提供する低CO2鋼材「NSCarbolex Neutral」の採用が決定
- 2023/09/27 「第10回高機能金属展」に出展
- 2022/03/11 第18回国際水素・燃料電池展FC EXPO【春】に出展
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- 2019/02/19
日本製鋼所と高圧昭和ボンベ、新日鉄住金の3社、水素ステーション用の
鋼製蓄圧器の新型を共同開発し、商業生産開始 - 2018/11/27 幕張メッセで開催される「第5回高機能金属展」に出展
- 2018/11/27
薄肉化した高強度鋼管を用いた新AGF工法を開発
~ 不安定な岩盤におけるトンネル掘削作業の負荷を軽減し、生産性を向上 ~ - 2018/11/12 中東のエネルギー向け展示会ADIPECに出展
- 2018/07/30 BPオマーンとの戦略的パートナーシップ継続について
- 2018/07/26 環境配慮型油井管用ねじ継手「CLEANWELL®DRY」の新製品発売 環境規制の最も厳しい北海地域での使用開始
1.腐食の概念
腐食とは、金属体がそのおかれている環境と科学的あるいは電気化学的反応によって表面から消耗する現象を総称します。
環境あるいは、作用機構や発生形態により種々に分類されますが、乾食と湿食に大別でき、乾食は、ガスによる化学的反応で進行するのに対して、湿食は、水の存在下における金属のイオン化から始まる現象です。湿食(イオン化して、水や土の中へ溶解する電気化学作用)は、さらに自然腐食と電食とに分けられますが地中の腐食は、土に含まれている水分が金属に作用して起こる現象ですから、根本的には水中腐食と同様です。
腐食は発生形態からみて、全面腐食と局部腐食に大別され、局部腐食はさらに点食,孔食,溝状腐食,隙間腐食等に分けられます。湿食は、また原因別には通気差電池,塩類濃淡電池,温度差電池,自然地電流や生物(バクテリアなど)による作用、異種金属の接触、迷走電流による電食など多種多様です。
一般的な局部電池作用(自然腐食)による腐食は、次図のとおり腐食電流に伴い陽極部の鉄分がイオンとなって溶出し、水中あるいは土壌中の水酸イオン(OH)と結びついてFe(OH)2となり、さらに酸素の作用を受けて不溶性の錆Fe(OH)3となるもので水と酸素が共存する限り進行します。

陽極部
Fe→Fe2++2e
Fe2++2OH-→Fe(OH)2
2Fe(OH)2+1/2O2+H2O→2Fe(OH)3
陰極部
2H++2e→H2(水溶液が酸性の場合)
1/2O2+H2O+2e→2OH-(水溶液が中性、アルカリ性の場合)
おことわり
本資料は、一般的な情報の提供を目的とするもので、設計用のマニュアルではありません。本資料の情報は、必ずしも保証を意味するものではありませんので、本資料に掲載されている情報の誤った使用、または不適切な使用法等によって生じた損害につきましては、責任を負いかねます。また、内容は予告無しに変更されることがあります。
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