ニュース
- 2025/04/24 グリーンスチール「NSCarbolex Neutral」のいすゞ自動車株式会社のエルフEV及び電動開発実験棟「The EARTH lab.」への採用について
- 2024/11/21 日本製鉄が「建設技術フェア2024in中部」に出展
- 2024/11/15 日本製鉄グループが「先進建設・防災・減災技術フェア in 熊本2024」に出展
- 2024/11/12
建設ソリューションブランド「ProStruct®」の土木分野の「鋼材×利用技術」パッケージに新たに『合成セグメント×嵌合継手(NMセグメント®)』を追加。
また、既存パッケージについても新たな技術的要素を加えてアップデートを実施。 - 2024/11/06 日本製鉄グループが「建設技術展2024関東」に出展
- 2024/10/31 建設ソリューションブランド「ProStruct」海外版の立ち上げについて ~「鋼材×利用技術」パッケージシリーズの海外建設市場への展開~
- 2024/10/31 日本製鉄グループが「建設技術展2024近畿」に出展
- 2024/07/04 高支持力鋼管杭工法「TN-X工法」がMCデジタル・リアルティ社の手掛けるNRTデータセンターキャンパスに連続採用
- 2024/05/10
高強度ハイパービーム「NSYP385B」の販売開始
~国内初かつ国内最高強度のハイパービームで大規模建築物の生産性向上やCO2削減に貢献~ - 2024/04/10 鋼管杭・鋼管矢板で「エコリーフ宣言」の認証を取得 ~スパイラル鋼管製品としての認証取得は日本製鉄が初~
- 2024/03/29 冬木工業が手掛ける「(仮称)有坂中央学園高崎校3号館建替工事」向け鉄骨資材に日本製鉄のグリーンスチール 「NSCarbolex Neutral」の採用が決定
- 2023/12/01 日本製鉄が「建設技術フェア2023 in 中部」に出展
- 2023/11/15 日本製鉄グループが「先進建設・防災・減災技術フェア in 熊本2023」に出展
- 2023/09/29 日本製鉄グループが「けんせつフェア北陸2023in金沢」に出展
- 2022/06/10 日本製鉄が「SAGA建設技術フェア2022」に出展
- 2022/05/27 日本製鉄グループ6社が「EE東北’22」に出展
- 2020/03/18 日本製鉄のメガハイパービームTMが「エコリーフ」環境ラベル取得
- 2020/03/03 圧延H形鋼として世界最大のメガハイパービームTMの販売開始 ~大型構造物・社会インフラ整備の効率化に貢献~
- 2019/12/12 日本製鉄が「エコリーフ」環境ラベルをH形鋼9製品で初取得
- 2018/10/03 大手コンビニエンスストアのロードサイド店舗に溶接軽量H形鋼『SMart BEAMⓇ』の採用拡大
- 2018/08/30 「ジャイロプレス工法Ⓡ」南海トラフ地震を想定した大規模な津波対策に初採用
- 2017/01/24 ハット形鋼矢板がシンガポールおよびオーストラリアのインフラ建設工事に続けて採用
- 2016/12/16
「シートパイル補強工法の設計・施工マニュアル」を改訂し、「講習会」を開催しました ~液状化地盤中の既設構造物基礎の耐震補強の促進に弾み~
メトロデッキ®(路面覆工板)
日本製鉄のメトロデッキは、地下鉄工事をはじめ地下街の建設、地下配管工事などの各種路面掘削工事や、仮設橋梁、作業構台等に使用される路面覆工板です。

特長
1. 高い強度・大きな剛性
メトロデッキを構成する縞H形鋼には、溶接構造用熱間圧延鋼材SM490Aを使用していますので、軽量かつ高強度です。
また、道路橋示方書に規定されているT荷重に対して橋の限界状態1で対応しています。(旧道路橋示方書におけるT荷重(T-25)に長期許容応力度で対応することに相当します。)
2. 優れたスリップ防止効果
メトロデッキの表面には溝付き格子模様の凹凸が圧延されているため、優れた摩擦抵抗を有し、スリップ防止効果を発揮します。
旧型メトロデッキの格子模様へ新たに排水溝を加えており、雨天後の耐スリップ性能の早期回復が期待できます。
さらに、市街地の交差点、交通量の多い道路など、スリップ防止と騒音対策を必要とする場合には、すべり止め舗装を施すと、より一層安心してご使用いただけます。

3. 騒音・衝撃を緩和しています
メトロデッキと受梁の間には緩衝材としてゴムパッドを取り付け、騒音や衝撃を緩和しています。
また、締結式を使用するとさらに騒音を低減することができます。
4. 架設が簡単で取り扱いが容易です
落とし込み式の場合は、受梁上に治工具類で敷き並べるだけです。締結式も簡単な作業で取り付けることができます。
また、強度が高いわりに軽量で規格化されたパネルですので、運搬や保管が容易に行えます。
5. 形状・品質が均一です
メトロデッキ®は優れた設備と厳しい品質管理のもとで製作しますので、品質・形状はつねに均一で、安心してご使用いただけます。
※ 「メトロデッキ®」は当社の登録商標です。
仕様
形状と種類
メトロデッキの主材は、フランジ上面に溝付き格子模様の凹凸を熱間圧延した縞H形鋼です。これを一定寸法に切断して5本敷並べて溶接により一体化し、側面を平板で補剛しています。
メトロデッキの種類は、寸法上から長さ2mのⅠ型と3mのⅡ型の2種類に分類されます。
メトロデッキの据付方法には、落とし込み式と締結式の2種類を用意しています。締結式は受梁と覆工板とのガタつきや、覆工板の浮き上がりなどへの対策が必要な場合のご使用をお奨めします。
また、スリップ防止などのため、表面にすべり止め舗装が必要な場合には、すべり止め舗装材付きのメトロデッキも用意しています。
なお、メトロデッキは無塗装品ですが、塗装が必要な場合にはご相談ください。

寸法・重量
呼称寸法 幅(m) × 長さ(m) |
高さ (mm) | 面積 (m2) | 重量 (kgf) 1パネル当り |
||
---|---|---|---|---|---|
落とし込み式 | Ⅰ型 | 1×2 | 208 | 2.0 | 424 |
Ⅱ型 | 1×3 | 208 | 3.0 | 624 | |
締結式 | Ⅰ型 | 1×2 | 208 | 2.0 | 430 |
Ⅱ型 | 1×3 | 208 | 3.0 | 630 |
※ 上記以外の寸法についても、ご相談ください。
縞H形鋼断面諸元
(参考値)
A(cm2) | 47.16 |
---|---|
W(kgf/m2) | 37.00 |
Ix(cm4) | 3,389.00 |
Iy(cm4) | 1,150.00 |
Zx(cm3) | 345.00 |
Zy(cm3) | 117.00 |
ix(cm) | 8.48 |
iy(cm) | 4.94 |
縞H形鋼の規格
JIS G 3106 SM490A 相当品

据付け方法
メトロデッキの据付け方法には次の2種類を用意しています。
落とし込み式
この方式は、受梁にメトロデッキ®を載せるだけで、締結する作業がまったくありません。メトロデッキ®の両端部下面には山形鋼を溶接し、水平移動に対するストッパーとしています。


締結式
この方式は、クリップの弾性を利用して締結する方法で、ガタがおきにくいのが特長です。ボルトの締結は、エキステンションバーおよびディープタイプソケットを使用して上面から作業できます。(特許取得)


用途例




カタログ

- 形状と種類
- 寸法・重量
- 標準品構造図
- 特別仕様
- 検査要領
- 強度試験結果
- 動摩擦係数測定及び排水性確認結果
- 据付け方法
- 締結式 据付け要領
- 管理点検のお願い
- 構造計算例
お問い合わせ
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