塩素とステンレスとの関係

ステンレスはその表層に、不動態皮膜を形成しており、とても優れた耐食性を有していますが、「塩」に弱いという欠点があります。一方スーパーダイマ®の保護皮膜はその「塩」に対してとても強いバリア効果を発揮します。「耐穴あき性」など、構造体として使用する場合に必要な「ハガネの寿命」では、ステンレスが優れますが、パネル表面などに使用する際の「耐赤錆性」ではスーパーダイマ®はとても優れています。

スーパーダイマ®とステンレスの平面部の耐食性(JASO結果)

試験条件:複合腐食試験(JASO M609)

下記(1)~(3)を1サイクルとし、繰返す。

(1)塩水噴霧 2時間(5%NaCl 35°C)/(2)乾燥 4時間(60°C 湿度30%)/(3)高温湿潤 2時間(50°C 湿度98%)

スーパーダイマ®とステンレスを併用して使用する場合の注意点

  • スーパーダイマ®とステンレスが接触している場合、異種金属との接触腐食の現象が起こる可能性があり、スーパーダイマ®の腐食が進行するおそれがあります。

    優れた品質特性

  • この接触腐食を防止するためには、ステンレスの表面に不動態皮膜の処理を施したものを推奨いたします。

選定ファスナー「SDファスナー」

選定ファスナー「高耐食SDファスニング」

お問い合わせ

製品に関するお問い合わせ

会社団体名、お問い合わせ内容等の記載に漏れや不備がある場合や、お見積りに関するご質問等については、回答できない場合もございますので、予めご了承ください。

お問い合わせ