山口製鉄所
山口製鉄所は、2025年4月に旧日鉄ステンレス山口製造所(周南・光)と、九州製鉄所(八幡地区(光))を統合・再編成し発足しました。
日本製鉄におけるステンレス鋼製造の中核を担うほか、
ユニークな製法で作られる鋼管、形鋼、チタンなど、厳しい環境下や特殊分野で活躍する高付加価値な製品づくりを特長とし、
お客様のニーズに様々なご提案ができるモノづくりをしています。
環境への取り組み
自然と産業の調和を図るため、操業当初から緑化活動を推進しています。昭和59年緑化優良工場として通商産業大臣賞、昭和61年には緑化推進運用功労者として内閣総理大臣賞を受賞しました。
山口製鉄所では、製造工程で発生する副産物中に含まれる有用金属について専用の溶融還元炉(SAF*サブマージ式電気炉)でリサイクルをするなど、資源の徹底的な回収・再利用を推進しています。
環境に配慮した製鉄所を目指し、使用する水は7割以上を循環使用しています。排水については毎日分析を行っています。きれいな水と空気を守るために集塵設備や廃酸処理設備など諸設備が環境の浄化に大きな効果を発揮しています。
山口製鉄所は全事業活動において環境保全・省エネルギー・資源リサイクル等を推進し、ステンレスその他製品の提供を通じて、豊かで持続可能な社会の基盤づくりに貢献していきます。
山口製鉄所は、環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得しています。
ISO14001の認証とは、ISO(国際標準化機構)が定めた環境管理上の必要な基準が維持・実行され、環境管理システムの継続的改善が図られる体制が整っていることが審査により認められたものです。
当所の環境マネジメントシステムを運営するための実行体制を下図に示しています。
所長をトップマネジメントとして、所の環境防災委員会で環境マネジメントプログラムの審議を行います。
環境管理責任者は所長より任命されます。