瀬戸内製鉄所
瀬戸内製鉄所は、広畑・呉製鉄所、堺・東予・大阪製造所を統合・再編成し、発足しました。
鉄鋼の大消費地である関西・瀬戸内圏に位置し、
高級薄板を中心とした各種製品の供給拠点として重要な役割を担っています。
キリ、キリと鳴きながら飛び、テリトリに入ると攻撃してきます。30年前には、西播では珍しい鳥でしたが、分布を西に広げています。休耕田などで繁殖しています。地上に営巣します。
昔は麦畑で繁殖していましたが、麦を植えなくなってからは埋立地などで観察することが多くなりました。東浜・西浜の緑地帯は草の実も多く、昆虫も発生しているので所内では最も個体数が多い鳥です。少し高い所で囀り、テリトリを宣言しています。
チュウシャクシギは旅鳥で、繁殖地はツンドラです。越冬地はオ-ストラリアで、日本には春秋に通過します。干潟が彼等の採所であり、栄養補給地となります。干潟が皆無となった今、マウンドの草原で昆虫を餌としています。
本来の棲息区域は里山の低木やススキの株など。繁殖する東浜では、マウントに自生しているススキの株に営巣していました。雛に青虫を給餌する雌の親鳥。雛を育てる時だけ動物性たんぱく質を与えます。それ以外は植物性たんぱく質を採取しています。
夏鳥として九州以北の葦原に渡来します。葦の先端でギョギョギョと囀りテリトリを宣言し、侵入する雄を追いかけまわします。太い3本の葦を利用して、お椀型の巣を作り5個の卵を産みます。抱卵、育雛はメスのみで行うことが多いです。
平地から山地の林縁部、公園などに棲息し、秋には高所でキィーキィーと高鳴きをし、冬期のテリトリを宣言します。繁殖期になると、他の鳥の鳴きまねをすることから、「百舌を持っている鳥」からモズと命名されました。所内の植え込みで繁殖。
山地から農耕地、市街地などで生息します。竹薮や里山があった頃は、夕方に何千羽も群がっていました。藪が刈り取られて住宅地に変わり、街路樹をねぐらにするようにりました。姫路の大手前通はムクドリの糞害で困っています。
冬鳥として九州北部や西日本の干潟、内湾に少数渡来します。西浜の雨天ピットで羽を休めていた姿を2005年1月21日に確認できました。絶滅危惧IBに分類されています。警戒心が強い鳥です。
シーイーグルで、生息地は海辺です。上空を旋回しながら水面のボラを狙っています。急降下し、海面に突っ込む足でボラをつかむと身震いしながら水を切ります。必ず、魚の頭を前に持ち替えます。西浜に多い鳥です。
干潟や河口に生息し、5月上旬から石のある海岸や埋立地の地上に巣を作り、産卵を3個します。卵の模様が小石と見分けがつかないほど同化しています。抱卵期間が長く、孵化すると2~3時間で雛は歩くことができます。この雛は孵化後3日くらいと思われます。
シロチドリと同じく、主に河口から中流域に生息しています。おそらく、東浜の埋立地の水溜りに水分の補給にやって来たと思われます。シロチドリよりも少し小さい黄色のアイリングが特徴で、産卵数は通常4卵。この鳥も地上で営巣します。
国鳥です。里山に生息していますが、海岸線の埋立地にも生息しています。一夫多妻で、雄の3倍くらいの雌が生息しています。東浜・西浜で少なくとも5羽の雄が確認されています。
【撮影日】
●ツクシガモとミサゴ 2006年1月20~21日
●その他 2006年5月12~14日