九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
私は製鋼から熱延までの一貫した品質管理を行っています。現場・現物での品質確認を基本に、日々工場朝会や品質記録から品質情報を収集し、日常監視や傾向管理を行っています。正確に品質を把握し、異常材の流出防止と品質異常の早期発見、処置に繋げることで、お客様に高品質の製品を届けられるように努めています。
日々品質を管理しながら、小さな異常や課題を見つけ改善し、取り組みを纏めて表彰されたときに特にやりがいを感じます。設備・操業や品質に対する知識が幅広く必要であり、思い通りにいかないこともありますが、だからこそ自分で改善出来た時の喜びは大きいです。
九州製鉄所 大分地区で造った薄板は自動車やスチール缶、厚板は船舶や橋梁に使われています。私達が造った鉄が身近な物に使われ役立っている事を実感しながら、今後も誇りを持って仕事をしていきたいです。
九州製鉄所 大分地区では1年を通じて駅伝やミニバレー等の様々なスポーツ大会があります。皆本気で勝負している為、大会の度に学生の頃に戻った様に楽しんでいます。私の職場では駅伝大会前に駅伝合宿をし、練習後に皆でお酒を飲みながら抱負を語り合う事が毎年の楽しみです。また、職場で月1回体を動かす日を作り、心と体をリフレッシュさせています。年齢層は幅広いですが、レクレーションを通じコミュニケーションを図る事で仕事のし易さにも繋がっています。
工場というと、男性社員が多く女性は働きづらいという印象があると思いますが、最近では女性社員も増え、今では職場の戦力となり活躍しています。職場では、体力が必要な作業は男性が率先して行ってくれる雰囲気があり、女性は自分が出来る作業を行うことで良い関係で仕事を行っています。また、女性は顔を覚えてもらいやすく、色んな方から声を掛けてもらえるなど良い事もたくさんあります。是非女性の笑顔で仕事場を明るくしてほしいと思います。