九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
九州製鉄所 大分地区では、熱延鋼板と厚鋼板を製造しています。
熱延鋼板は、最大幅約2,000mm、最大単重45トンまで製造可能です。自動車足回りの高機能ハイテン、自動車外板のSULC等の冷延用、飲料缶等のブリキ用、石油・ガス用の高強度・高靭性ラインパイプ等、多様な用途に使用頂いています。出荷先も、国内はもとより、中国・東南アジア・北中南米・中近東と幅広くなっております。
厚鋼板は、最大幅約5,000mm、最大長約60mと世界最大級の超広幅・長尺材を製造可能です。
また、「船舶用47キロ高強度厚板(EH47)」や「超高靭性HIAREST®鋼」等の高機能商品も揃え、船舶用を中心に建産機や建材、橋梁などの構造部材に使用頂いています。
世界トップクラスの高級ラインパイプや、国内唯一の熱間押出し製法によるデザインフリー鋼管等々、ユニークな高付加価値商品を製造しており、国内外から高い評価を頂いております。
鉄のつくり方から製品ができるまで、日本製鉄の世界最高水準の製鉄・製造プロセスをご紹介します。 迫力の動画にて、溶けた鉄(銑鉄)が高炉から出てくる様子等をご覧いただけます。