九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
製鉄所で使用する水は94%を循環使用しており、新しい水の補給はわずか6%です。
毎日、排水の水質分析を行っています。
定期的に周辺海域の水質分析も行って青く澄んだ海を守っています。
九州製鉄所 大分地区では、粉じん飛散防止、排ガスからの有害物質除去に努めています。
新方式の清掃車の導入で、日々綺麗な道路を維持していきます。
この度、製鉄所内の古くなった1台の道路清掃車を最新鋭のものに更新しました。
新型は、清掃幅が広がり、吸引力が向上し、高速でも強力な清掃が出来ます。
これにより、清掃効率が向上しました。
集じん機風量を増強して更新しました。
(6,000m3/min➡6,600m3/min)
2021年2月から稼働しています。
道路散水車により、製鉄所内の道路上の粉じんを洗い流すと共に、表面を湿潤化することで、道路からの粉じん飛散を抑制しています。
散水して湿潤化することで粉じん飛散抑制をしています。
本装置は活性炭を用いることで、NOx、SOx、ばいじんの他、種々の有害成分の高度除去が可能な排ガス処理設備として 地球環境保全に貢献します。
鉄づくりにおける世界トップレベルの技術力をもって、鉄鋼業界における環境への取り組みをリードしています。