九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
“一貫製鉄所を大分に”との永野社長[当時、富士製鉄(株)]の決断により、昭和36年2月、大分県、大分市、鶴崎市と富士製鉄(株)が、工場建設に関する基本計画書に調印しました。昭和47年4月19日には、第一高炉の火入れを行い、銑鋼一貫体制を確立、当時の世界最先端技術を結集し新日本製鉄発足後初めての製鉄所が誕生しました。現在は、量産高級鋼の製造だけでなく、電力事業、プラスチックリサイクルなどの事業展開も行っています。
年代 | 九州製鉄所 大分地区の沿革 | |
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昭和 | 36年(1961年) | 大分県、市と工場建設に関する基本協定に調印(2月) |
44年(1969年) | 大分県、市と公害防止協定覚書締結(12月) | |
45年(1970年) | 新日本製鉄株式会社発足(八幡製鉄(株)・富士製鉄(株)が合併)(3月) | |
46年(1971年) | 大分製鉄所発足(6月) 連続熱延工場稼動(11月) |
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47年(1972年) | 第1高炉火入れ(銑鋼一貫体制確立)(4月) | |
51年(1976年) | 第2高炉火入れ(10月) | |
52年(1977年) | 厚板工場稼動(1月) | |
平成 | 11年(1999年) | ISO14001認証取得(7月) |
14年(2002年) | 電力事業開始(4月) | |
16年(2004年) | 第2高炉改修火入れ(世界最大の高炉誕生)(5月) | |
17年(2005年) | プラスチックリサイクル工場竣工(4月) | |
20年(2008年) | 第5コークス炉稼動(2月) | |
23年(2011年) | 光鋼管部統合(新生大分製鉄所発足)(4月) | |
24年(2012年) | 新日鉄住金(株)発足 | |
31年(2019年) | 日本製鉄(株)に商号変更 |
ステンレス部門の分社化に伴い、2003年10月に旧光製鉄所の鋼管部門が、「鋼管事業部 光鋼管部」として独立しました。
その後2011年4月、事業基盤の強化とさらなる競争力向上のため、「大分製鉄所 光鋼管部」となり、さらに、2020年4月に九州製鉄所 大分地区(光鋼管)となりました。
瀬戸内海国立公園に面した風光明媚な環境の中で、下記のユニークな高付加価値商品を製造しており、国内外から高い評価を頂いております。
年代 | 光鋼管工場の歴史 | |
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昭和 | 30年(1955年) |
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33年(1958年) |
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35年(1960年) |
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37年(1962年) |
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40年(1965年) |
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45年(1970年) |
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49年(1974年) |
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55年(1980年) |
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58年(1983年) |
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59年(1984年) |
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平成 | 15年(2003年) |
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18年(2006年) |
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21年(2009年) |
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23年(2011年) |
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24年(2012年) |
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31年(2019年) |
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