2021.12.22
二相ステンレス鋼NSSC 2120®製ベランダ手摺「スカイプレックス」が民間マンションに初採用 [旧 日鉄ステンレスニュースリリース]
日鉄ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井上昭彦、以下「当社」)の省合金二相ステンレス鋼NSSC 2120®(SUS821L1)が、室蘭工業大学とアピック合同会社の共同研究により開発された高層マンション向けベランダ手摺「スカイプレックス」に使用され、この度民間マンションに初採用されました。
近年、集合住宅の高層化が進む一方、気象災害の激甚化が懸念されるなかで、ベランダ手摺についても強度への要求が高まっています。このようなニーズを踏まえ、室蘭工業大学とアピック合同会社が共同で研究を進め、主要素材に当社のNSSC 2120を使用することで高強度・高耐食を実現しベランダ手摺、「スカイプレックス」が開発されました。またスカイプレックスの支柱材は、当社グループ会社のNSステンレス株式会社が製造を担当し、グループ一体でソリューションをご提供しています。
NSSC 2120は、高い耐食性に加えて高強度が特徴であり、これまでに水門や橋梁、トンネル等の公共分野で幅広く採用されてまいりましたが、今回の採用を契機に、今後は幅広い民間でも普及が期待されております。
当社は、独自二相ステンレス鋼シリーズをはじめとした高品質なステンレス製品を、これまで培ってきたノウハウとともにご提供することで、今後もお客様のニーズにお応えして参ります。

写真:札幌市内民間マンション採用「スカイプレックス」外観
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