九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
2024/11/01
日本製鉄株式会社
九州製鉄所
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が提供する簡易舗装材カタマ®SPが、北九州市での道路の中央分離帯の防草対策として、大門金田1号線(小倉北警察署前)を皮切りに試験施工が開始されました。
【大門金田1号線(小倉北警察署前)の施工状況】
カタマSPは、鉄鋼スラグを原料とするバラス舗装材で、鉄鋼スラグ特有の潜在水硬性(水と反応して固まる性質)により、適量の散水と重機による転圧を行うことで徐々に固化が進行します。
また、通常砕石のバラス舗装と比較すると、強度、耐久性が向上するため、車両の走行はスムーズな状態が継続し、河川護岸天端の管理用道路や林道、農道等の比較的車両交通量の少ない道路への適用に効果的な、簡易で安価な舗装資材です。更に、固化による防草効果でソーラー発電所、遊休地、中央分離帯等の草刈り負担を軽減します。
日本製鉄九州製鉄所では、九州地域を対象としてカタマSPを提供しており、2009年の販売開始以降、これまでに約700万トンの使用実績があります。
今回の試験施工を皮切りに、北九州市と連携して、引き続き試験施工範囲への適用を進めます。
日本製鉄九州製鉄所はカタマSPの提供を通じて、北九州市が進める道路の防草対策に貢献していきます。
▼カタマSPの詳細は、以下のURLをご参照ください
https://www.nipponsteel.com/product/slag/
お問い合わせ先:
プレスリリースに関するお問い合わせ : 人事総務室 093-872-6111
商品に関するお問い合わせ : スラグ室 093-872-6677