九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
私は、製鋼工場における工程間の物流を担うクレーン運転業務を担当しています。製鋼工場では、高炉で製造された銑鉄の不純物を除去し、成分調整を行うことで、お客様の求める性質を備えた鋼を製造しており、高温の溶けた鉄を鍋と呼ばれる巨大な容器に入れて運搬しています。
クレーン運転業務では、安全にスムーズに鍋を運搬するため、クレーンを始業前に点検して設備的な不具合を未然に防ぐことはもちろん、日々、前後工程との連携を密にとるよう努めています。
配属当初は、先輩社員からマンツーマンで作業方法や安全管理について教えてもらい、運転室の中で一緒に作業をしていましたが、入社2年目のある時期から、先輩がいない運転室の中、一人で運転を任された時は、大きな責任感とプレッシャーを感じました。
クレーン運転は製鋼工場の物流を担っており、操作している大型クレーンを常に万全の状態に保っておくことが大切です。そのため、日々の点検作業において、設備の不具合や違和感にいち早く気付き、早期に必要な対応がとれるようになることが重要です。私もいち“クレーンマン”として、自分の扱うクレーン設備に対する責任のもと、一日でも早く、そのような対応がとれるようになりたいと考えています。
丙番(22:00~7:00)勤務時のスケジュールを紹介します。
17:00 起床 ⇒ 19:00 夕食 ⇒ 20:30 寮出発 ⇒ 21:30 職場着 ⇒ 22:00 始業 ⇒ 7:00 終業 ⇒ 8:30 帰宅・食事 ⇒ 11:00 就寝
休日は、地元の友達、同期と買い物や食事をしたり、フットサルをして汗を流したりしています。
「高校で工業系の勉強をしていない」という方は入社に対して不安に感じることもあるかと思いますが、普通科出身であっても大丈夫です!九州製鉄所 八幡地区は、「知りたい!」「理解したい!」という気持ちをもって、質問、相談していけば、必ず親身になって答えてくれる人の集団です。また、チームで仕事をしていくため、人としても成長できる環境だと感じています。是非、一緒に働きましょう!