高耐食めっき鋼板 「スーパーダイマ®、ZAM®、ZEXEED®」
■ 太陽光架台に高耐食めっき鋼板を適用した際のGHG排出量削減効果(当社試算)
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高耐食めっき鋼板(スーパーダイマ®、ZAM®、ZEXEED®等)は優れた耐食性を発揮し、太陽光発電の拡大に貢献。
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太陽光架台の素材に、高耐食めっき鋼板を使用することにより、アルミ素材や後めっき鋼板を使用するより素材由来のGHG排出量の削減が期待できる。
太陽光架台を高耐食めっき鋼板で製造した場合のGHG排出量削減効果の例(当社試算)
■素材由来のGHG排出量(等価部品換算)
■太陽光架台への使用例
高耐食めっき鋼板で製造した太陽光架台は等価部品換算で、以下と推算。
■ アルミ製に対して、素材由来のGHG排出量を約34%削減。
■ 後めっき材に対しても、お客様におけるめっき工程省略によりGHG排出量を約2%削減。
前提・計算手法
試算の前提
- 70MW太陽光発電メガソーラー案件の架台素材で試算。
物件全体の素材使用量は鋼製:2800t、アルミ:980tと想定。 - 比較素材
鋼板:400N級(F値235)
アルミ:6000番台 マグネシウム入り 構造用アルミ(F値225)
CO₂排出原単位
鋼材は当社SuMPO EPD値、アルミは日本アルミニウム協会の押出材(新地金)を参照。
後めっきは電力、ガス、亜鉛使用量より算出。
計算方法
素材由来GHG排出量=物件素材使用量×GHG排出原単位
- 本内容は特定の条件を前提として日本製鉄が試算したものであり、記載した効果を保証するものではありません。
- 本内容は作成日時点の情報をもとに作成しており、今後の環境変化等により内容は変わりえます。
- 本内容に関するお問い合わせは、ウェブページ内のお問い合わせフォームからお願い致します。
■ ガードレールへのZEXEED®適用によるGHG排出量削減効果(当社試算)
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高い耐食性能を誇るZEXEEDをガードレールに使用することで、長寿命化(3倍)を実現。将来の老朽化更新工事の回数を減らし、
GHG排出量の削減が期待できる。
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cf.)同一の塩害環境下(沖縄塩害環境下を想定)で使用した場合、
熱延鋼板+後めっき製⇒20年周期で更新工事が必要。
ZEXEED製⇒60年周期にまでライフサイクルを延長可能。
ガードレールのライフサイクルにおけるGHG排出量の削減効果の例(当社試算)
■ガードレール1Kmのライフサイクル全体のGHG排出量
■(参考)高速道路におけるガードレールの使用例
前提・計算手法
対象ガードレール(Gr-A-4E、日鉄神鋼建材製)
1セット(4m)あたりの部品寸法と重量
- ビーム 4.0 × 350 × 4330(mm)
- プラケット 4.5 × 70 × 31 ×300(mm)
- 支柱 4.5 × 139.8 × 2500(mm)
- ZEXEED:102kg/セット、後めっき:105kg/セット(ZEXEED製が軽量)
算定前提
GHG排出原単位
- 鋼材製造:当社SuMPO EPDを参照
- 後めっき:ガス、電気、亜鉛使用量より独自算定
- 輸送時:2tトラック、積載率75%、輸送距離片道300kmとして、AIST-IDEA v3.3より算定
ガードレールのライフサイクルにおけるGHG排出量の考え方
(鋼材製造 + ガードレール加工 + 輸送 + 施工)各排出量 × 更新回数
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