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アドバンテージ
強み・魅力

TTX・TTXH 用途を追及した応用技術

1)ロット間の色のバラツキ低減

当社は、数多くの大物件に素材を提供してきました。大面積をカバーする数量を、ロット(コット)間の色のバラツキを低減して生産する制御技術のノウハウを蓄積しています。加えて、屋根の外装の施行会社に対して、ロット管理*に必要な情報を提供することが可能です。

※ロット管理
金属素地(無塗装)を建築材料として使用する場合、製造ロットによって微妙に色が異なることがあるのはよく知られています。チタンも例外ではありません。このような要員で建物全体の品格を傷つけるようなことがないように、色の近いコイル(パネル)から順番に施行して、バラツキを目立たなくする作業が一般的に行われています。

2)豊富な応用技術

ロール成形しても歪みが少なく、屋根としての意匠性を保ちます。

  • チタンは、ロール成形時にポケットウェーブ(ペコ付き)がでることがありますが、これを低減する技術を開発しています。
  • 当社は真空焼純後に、
    ①ダルロールを用いてスキンパス圧延を行う。
    ②チタン板のエッジにあらかじめ耳波を付与する。
    ことで、ポケットウェーブを大幅に低減させることに成功しています。
ロール成形後の形状(段葺き)

<手入れ法>

  1. 保護フィルムの糊残りの除去

    アルコール、ベンジン、シンナー、アルコールとトルエンまたはアセトンとの混合溶液(作用の弱い順)をスポンジか布に含ませて拭き取ります。
    この際これらの溶剤が乾かないうちに、新しいきれいな布でふき取ることが大切です。

  2. 指紋跡や手あかによる汚れ除去

    ほとんどの場合は中性洗剤か石鹸水で拭き取れます。
    これで取れない場合は、有機溶剤(アルコール、ベンジン等を用います。
    この場合には上述した注意が必要です。

  3. ルーフィング剤やコンクリートによる汚れ除去

    塩酸の5%希釈液で拭き取ってください。

  4. 足場からの亜鉛分による汚れ除去

    硝酸の15%希釈液で拭き取ってください。

  5. 雨水、ほこりなどによる汚れ除去

    ほとんどの場合は中性洗剤かアルカリ性洗剤で拭き取れます。
    これで取れない場合は、研磨剤入りのクレンザーを柔らかい布につけて軽く均一にこすると取れる場合があります。

  6. 発色チタンの汚れ除去

    上述した手入れ方法のうち、塩酸と硝酸あるいはクレンザーなどでの汚れ落としは行わないでください。
    この場合、発色皮膜に影響し元通りに修復することができなくなります。

以上、様々な手入れ法を説明しましたが、いずれの場合も最後に水洗いを入念に行い、薬液残りがないようにしてください。

<手入れ上の注意事項>

  1. デザインチタンの汚れと変色の原因や状態は、個々のケースによってまちまちであり、それぞれの状況に応じた清掃が必要です、
    いきなり全面にわたる清掃に着手しないで、あらかじめ部分的に「ためしぶき」して、汚れや変色の落ち具合を見てください。テストで満足な結果が得られたら、その方法で全面にわたる清掃を行ってください。
  2. 布、スポンジ、ヘチマ、タワシ、ブラシ、目の細かいナイロンパットなどの清掃用具を用いる場合は、必ずチタンの研磨目に沿って平行に、しかもできるだけ平均に力を入れて手を動かすようにしてください。
    円を描くようなやり方をすると汚れが落ちにくく、また表面の光沢のラインをくずしたり色むらができたりして表面が見苦しくなることがあります。
  3. かなりひどい汚れの場合でも、目の粗い研磨剤やサンドペーパー、スチールウールなどを使用するのは避けてください。チタンの光沢のラインをくずすばかりでなく表面を疵つけ、汚れの原因となることがあります。
  4. チタンの汚れを除去するために市販の清掃薬液を使用する場合は、汚れた部分だけでなく、その周辺部も手入れしてください。
    部分的な清掃だけだと色むらが残り、見苦しくなることがあります。
  5. ビルのタイルや大理石。アルミなどの清掃の際、使用した清掃薬液がチタン面に飛散した場合は必ず水拭きしてきれいに拭き取ってください。
    そのまま放置しますと変色の原因となります。
  6. 発色チタンの場合は清掃前に製造メーカーにご相談ください。
  7. 清掃薬液をご使用の際は、必ずご使用前にそれぞれの使い方と使用上の注意をよくご確認してお取り扱いください。

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