当社は、数多くの大物件に素材を提供してきました。大面積をカバーする数量を、ロット(コット)間の色のバラツキを低減して生産する制御技術のノウハウを蓄積しています。加えて、屋根の外装の施行会社に対して、ロット管理*に必要な情報を提供することが可能です。
※ロット管理
金属素地(無塗装)を建築材料として使用する場合、製造ロットによって微妙に色が異なることがあるのはよく知られています。チタンも例外ではありません。このような要員で建物全体の品格を傷つけるようなことがないように、色の近いコイル(パネル)から順番に施行して、バラツキを目立たなくする作業が一般的に行われています。
ロール成形しても歪みが少なく、屋根としての意匠性を保ちます。
アルコール、ベンジン、シンナー、アルコールとトルエンまたはアセトンとの混合溶液(作用の弱い順)をスポンジか布に含ませて拭き取ります。
この際これらの溶剤が乾かないうちに、新しいきれいな布でふき取ることが大切です。
ほとんどの場合は中性洗剤か石鹸水で拭き取れます。
これで取れない場合は、有機溶剤(アルコール、ベンジン等を用います。
この場合には上述した注意が必要です。
塩酸の5%希釈液で拭き取ってください。
硝酸の15%希釈液で拭き取ってください。
ほとんどの場合は中性洗剤かアルカリ性洗剤で拭き取れます。
これで取れない場合は、研磨剤入りのクレンザーを柔らかい布につけて軽く均一にこすると取れる場合があります。
上述した手入れ方法のうち、塩酸と硝酸あるいはクレンザーなどでの汚れ落としは行わないでください。
この場合、発色皮膜に影響し元通りに修復することができなくなります。
以上、様々な手入れ法を説明しましたが、いずれの場合も最後に水洗いを入念に行い、薬液残りがないようにしてください。
<手入れ上の注意事項>