各種めっき鋼板との特性比較

平坦部の耐食性

ZAM®は溶融亜鉛めっき、溶融亜鉛-5％アルミニウム合金めっきに比べ優れた耐赤錆性を有しています。

塩水噴霧試験による赤錆発生時間(無処理)

平坦部の耐食性

塩水噴霧試験結果（SST：JIS Z 2371）塩水噴霧試験後の表面外観

（めっき付着量：90/90 g/m2、無処理）

500h後　ZAM ® — 時間経過：500h

1200h後　ZAM ® — 1,200h

2500h後　ZAM ® — 2,500h

ZAM®

500h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 時間経過：500h

1200h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 1,200h

2500h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 2,500h

溶融55% Al-Zn 合金めっき

500h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：500h

1200h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 1,200h

2500h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 2,500h

溶融Zn-5％Al 合金めっき

500h後溶融Zn めっき — 時間経過：500h

1200h後溶融Zn めっき — 1,200h

2500h後溶融Zn めっき — 2,500h

溶融Zn めっき

基準スケール10mm

切断端面部の耐食性

ZAM®はいずれのめっき鋼板と比較しても優れた端面耐食性（耐赤錆性）を示します。

切断端面部の塩水噴霧試験後の外観

(板厚：3.2mm、めっき付着量：120/120 g/m2、無処理)

100h後　ZAM ® — 時間経過：100h

1000h後　ZAM ® — 1,000h

5000h後　ZAM ® — 5,000h

ZAM®

100h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 時間経過：100h

1000h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 1,000h

溶融55% Al-Zn 合金めっき

100h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：100h

1000h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 1,000h

5000h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 5,000h

溶融Zn-5％Al 合金めっき

100h後溶融Zn めっき — 時間経過：100h

1000h後溶融Zn めっき — 1,000h

溶融Zn めっき

基準スケール5mm

屋外暴露試験での切断端面部の
外観経時変化

ZAM®の端面は時間の経過とともに、保護被膜に覆われ落ち着いた色に変化します。

切断端面部の屋外暴露試験後の外観(暴露地：堺・臨海工業地帯)

(板厚：2.3mm、めっき付着量：90/90 g/m2)

2週間後 ZAM ® — 時間経過：2週間後

3ヶ月後 ZAM ® — 3ヶ月後

6ヶ月後 ZAM ® — 6ヶ月後

ZAM®

2週間後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 時間経過：2週間後

3ヶ月後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 3ヶ月後

6ヶ月後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 6ヶ月後

溶融55% Al-Zn 合金めっき

2週間後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：2週間後

3ヶ月後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 3ヶ月後

6ヶ月後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 6ヶ月後

溶融Zn-5％Al 合金めっき

2週間後溶融Zn めっき — 時間経過：2週間後

3ヶ月後溶融Zn めっき — 3ヶ月後

6ヶ月後溶融Zn めっき — 6ヶ月後

溶融Zn めっき

曲げ加工部の耐食性

ZAM®は曲げ加工部においても、いずれのめっき鋼板よりも加工部の耐食性（耐赤錆性）に優れています。

1t曲げ加工部の塩水噴霧試験後の外観

(1t、180°曲げ、板厚：3.2mm、120/120 g/m2、無処理)

100h後 ZAM ® — 時間経過：100h

1,000h後 ZAM ® — 1,000h

4,000h ZAM ® — 4,000h

ZAM®

100h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 時間経過：100h

1,000h後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 1,000h

溶融55% Al-Zn 合金めっき

100h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：100h

1,000h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 1,000h

4,000h 溶融Zn-5％Al 合金めっき — 4,000h

溶融Zn-5％Al 合金めっき

100h後溶融Zn めっき — 時間経過：100h

1,000h後溶融Zn めっき — 1,000h

溶融Zn めっき

基準スケール5mm

屋外暴露試験での曲げ加工部の
外観経時変化

ZAM®の加工部にはほとんど外観変化が認められません。

1t曲げ加工部の塩水噴霧試験後の外観

(1t、180°曲げ、板厚：3.2mm、120/120 g/m2、無処理)

30日後 ZAM ® — 時間経過：30日

90日後 ZAM ® — 90日

ZAM®

30日後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 時間経過：30日

90日後溶融55% Al-Zn 合金めっき — 90日

溶融55% Al-Zn 合金めっき

30日後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：30日

90日後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 90日

溶融Zn-5％Al 合金めっき

30日後溶融Zn めっき — 時間経過：30日

90日後溶融Zn めっき — 90日

溶融Zn めっき

基準スケール10mm

絞り加工部の耐食性

ZAM®は、溶融亜鉛-5％アルミニウム合金めっき鋼板よりも絞り加工部の耐食性に優れます。

絞り加工部の塩水噴霧試験後の外観

( 絞り高さ：25mm、板厚：0.8mm、めっき付着量：70/70 g/m2、無処理)

0h後 ZAM ® — 時間経過：0h

1,000h後 ZAM ® — 1,000h

2,000h ZAM ® — 2,000h

ZAM®

0h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 時間経過：0h

1,000h後溶融Zn-5％Al 合金めっき — 1,000h

2,000h 溶融Zn-5％Al 合金めっき — 2,000h

溶融Zn-5％Al 合金めっき

赤錆
発生

基準スケール10mm