日本製鉄独自二相ステンレス鋼 トータルコスト削減!!
日本製鉄
独自二相ステンレス鋼で
トータルコストを削減!
使う側の目線で開発された最先端の素材と、
それを活かす創造力との融合は、
“一歩先の未来”に新価値を提供します。
5大特性により
トータルコスト削減!
二相ステンレス鋼は5大特性により、
ステンレス鋼の機能性向上と、
トータルコスト削減を実現しました!
高強度を活かした
薄手軽量化が可能!
優れた耐食性!
優れた耐食性!
塩化物環境における耐孔食性
塩化物環境における耐すき間腐食性
暴露試験
東南アジア海上での1年間暴露結果
耐硫酸適用限界(≦0.1mm/y)
日本製鉄二相ステンレス鋼についての
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良好な研磨性!
研磨工数の削減により、コスト削減
良好な研磨性
NSSC 2120®の1パス後とSUS304の3パス後の仕上りがほぼ同等(黄枠)で研磨性に優れ、
研磨工数の削減が可能です。
- 研磨前素材
- 冷延3.0mm No.2B仕上げ
- 研磨粉
- #400アルミナ系パウダー
- 研磨条件
-
バフ径400mm、回転数2000rpm、
材料移動速度286mm/秒
酸洗後の素材表面に見られる粒界の深さの差がバフ研磨性に影響すると推定
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価格安定性!
二相ステンレス鋼とは?
オーステナイトと
フェライトの二相混合
ステンレス鋼です。
二相ステンレス鋼は従来のオーステナイト系
ステンレスの長所とフェライト系ステンレスの
長所を掛け合わせた二相混合ステンレス鋼です。
(二層ではありません)
二相ステンレス鋼の金属組織
二相ステンレス鋼のラインナップ 豊富なラインナップ
日本製鉄 独自二相ステンレス鋼の特長 NSSC 2120® / NSSC®2351
日本製鉄独自二相ステンレス鋼は
溶接性の大幅改善を
実現しました!
※ 従来二相ステンレス鋼比較
高強度・高耐食を活かし、
汎用ステンレス鋼、
他素材からのVEが可能!
高強度・高耐食を活かし、
汎用ステンレス鋼、他素材からのVEが可能
NSSC 2120®, NSSC®2351の位置づけ
-
耐食性はSUS304同等以上
-
耐SCC性はSUS304を凌駕
-
高強度を活かし、薄肉軽量化設計可能
-
普通鋼からの切替で、
コストアップを抑制しながら
ライフサイクルコスト改善
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耐食性はSUS316L以上
-
耐SCC性はSUS316Lを凌駕
-
SUS316L代替で薄肉軽量化設計とともに、ライフサイクルコスト改善可能
-
高グレード素材からの切替
(オーバースペック回避)で
大幅なコストダウン可能
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NSSC 2120®,
NSSC®2351の
溶接施工性
大入熱溶接が可能
大入熱溶接が可能
NSSC 2120®,NSSC®2351の推奨入熱量は、従来の二相ステンレス鋼より広く、大入熱溶接が可能。
大入熱溶接により
溶接効率が大幅に向上します
大入熱溶接であるSAWが適用できるため、効率的な溶接が可能(通常溶接2倍以上)となり、
特に大型構造物の施工に最適です。
日本製鉄二相ステンレス鋼についての
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NSSC 2120®,
NSSC®2351の
溶接部耐食性
溶接部耐食性は
SUS304・316L
溶接部と同等以上
NSSC 2120®の溶接部耐食性は
SUS304溶接部と同等以上
中性高塩分環境での耐食性
(臨界孔食温度)
暴露試験結果
山口県海岸/海から約30mに1年間暴露
中央部にTIG溶接後、酸洗
NSSC®2351の溶接部耐食性は
SUS316L溶接部と同等以上
母材および溶接部の孔食電位例
塩化第二鉄腐食試験結果
JIS G 0578-B 72h 15℃
TIG溶接 3mmt V開先 2pass Arシールド
フィラー使用(YM-DP8/2351,YM-316L/316L)
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適用のご提案
日本製鉄の独自二相ステンレス鋼は
様々な用途でご利用いただいています。
淡水環境 | NSSC 2120® |
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汽水環境 | NSSC®2351 |
内陸環境 | NSSC 2120® |
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海浜環境 | NSSC®2351 |
304使用設備 | NSSC 2120® |
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316L使用設備 | NSSC®2351 |
完全な海水環境には、SUS329J4Lや
スーパー二相鋼SUS327L1を推奨します。
NSSC 2120®
第6回ものづくり日本大賞
経済産業大臣賞を受賞