〔新技術が導入され、環境管理設備も万全な第1製鋼工場〕

ダイナミックコントロール、OG方式など採用。
昭和49年1月以来、2年9ヵ月間にわたって建設をすすめてきた第1製鋼工場がいよいよ完成、今月20日からの試運転をへて、10月1日(土)から操業を開始することになった。
第1製鋼工場は、旧第1製鋼工場の老朽更新と環境改善をねらいにリプレースするもので、設備費約300億円のうち環境対策費に63億円が投入されている。
建家面積は2万2千平方m高さは65mにおよび道内屈指の高い建家になる。
設備能力は、270トン転炉2基の1/2基操業で月産能力16万5千トン。溶銑輸送は当所初の混銑車(トーピード・カー=300トン×8台)も採用する。

昭和52年10月