一般ステンレス鋼(SUS304,SUS316)

日鉄ステンレス(株)

耐久性に優れたステンレス鋼は、様々な用途でインフラの長寿命化を実現します。

  • SUS304,SUS316は建設分野で最も汎用的に使用されている鋼種です。
  • SUS304,SUS316の耐力は、SS400と同程度です。
  • SUS316の耐食性は、SUS304よりも優れています。

  • 機械的性質
  0.2%耐力(N/mm2 引張強さ(N/mm2 伸び(%)
SUS304 205≦ 520≦ 40≦
SUS316 205≦ 520≦ 40≦

特長

  • SUS304,SUS316は溶接性、加工性に優れています。
  • 様々な品種が製造されています。(形鋼、鋼管など)

採用事例

延長床版

道路橋端部の延長床版にSUS304が使用されています。

道路側溝

道路橋の側溝にSUS304鋼板の曲げ加工材が使用されています。

防災桟橋

汽水環境対応として、SUS316が採用されています。

下水処理場覆蓋

覆蓋の支持部材にSUS304(溶接H形鋼)が使用されています。

よくあるご質問と回答(FAQ)

ステンレス鋼は錆びないのですか?

A ステンレス鋼は錆び難い鋼材です。ステンレス鋼の表面は、緻密な不動態被膜により覆われており、優れた耐候性を維持しますが、使用環境によっては錆びが発生するため、使用環境に適した鋼種を選定することが重要です。

ステンレスってどのような材料ですか?

A ステンレスとは、鉄(Fe)にクロム(Cr)を重量比で10.5%以上含有させた合金で、炭素(C)が重量比で1.2%以下のものの総称です。鉄鋼材料の一種ですから、鉄(Fe)が50%以上という目安はありますが、こちらの方は厳密な定義はありません。特徴は、きわめてさびにくい鉄鋼材料と言うことになります。クロム(Cr)のほかに、さらにニッケル(Ni)やモリブデン(Mo)などを添加して、さびにくさをもっと改善したり、低温でも高温でも使える性質や、様々な形に加工できる性質などを付与したりした多種多様な鋼種があります。 鉄鋼以外で馴染みのある他の金属材料との比較ですと、例えばアルミや銅に比べて硬くて強度が高く、溶接も容易なため素材として、身の回りの様々なところによく使われているのはご存知の通りです。低温から高温まで使用可能な温度範囲が広いことも特長です。また、アルミに比べて光沢のある表面が得られ、金属光沢を活かした各種の表面仕上げも可能です。

ステンレス鋼は磁石につかないのですか?

A 汎用的なオーステナイト系ステンレス鋼は磁石につきません。ニッケルを含有せず、クロムを主体とするフェライト系ステンレス鋼は磁性があり磁石につきます。古くは、磁石につくステンレス鋼は耐食性が劣位であると言われた時もありましたが、近年では、フェライト系ステンレス鋼でも高耐食のステンレス鋼が開発されており、磁性の有無によりステンレス鋼の耐食性の優劣を判断することはできません。

ステンレス鋼は溶接できますか?

A 鋼種によりますが、炭素鋼と同様に溶接接合することはできます。溶接材料、溶接条件、溶接方法については、炭素鋼と異なる点もありますので、鋼種に適した溶接方法を選定してください。また、溶接継手部の性能については、母材と異なる場合があるので注意が必要です。

ステンレス鋼は構造物に適用できるのですか?

A ステンレス鋼は、鉄鋼材料のひとつであり、その機械的性質は、炭素鋼と類似しています。例えば、SUS304やSUS316の0.2%オフセット耐力は、SS400の降伏点に近い値です。弾性係数についても、オーステナイト系ステンレス鋼は、炭素鋼に比べてやや低い程度です。このように、ステンレス鋼と炭素鋼は機械的性質が近い性能となっていますので、ステンレス鋼を構造材として利用することは十分に可能です。また、近年開発された二相鋼は、弾性係数は炭素鋼と同等で、高強度のステンレス鋼もありますので、構造部材としての経済設計も可能になっています。

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