梁端ウェブ補剛工法は大梁端部のウェブをスチフナによって補強し、局部座屈を防止する工法です。ハイパービーム(外法一定H形鋼)との組合せによって、梁の軽量化と耐震性能の向上を両立することができます。
ハイパービーム®
梁端ウェブ補剛工法
(BCJ評定-ST0211-04、特許第6105878号 他)
※梁端ウェブ補剛工法は、日本製鉄株式会社と株式会社日建設計の共同開発工法です。
ハイパービーム® × 梁端ウェブ補剛工法のメリット
- 変形性能の向上梁端ウェブをスチフナ補剛することで、部材種別FAあるいはFB相当の塑性変形能力を発揮します。
- 鋼材量の削減ウェブ薄肉化により、鋼重削減が可能です。
補剛形式は「格子スチフナ形式」「水平スチフナ形式」の2種類を用意しており、
また、現場溶接形式、工場溶接形式のいずれにも適用できます。
【鋼重削減例】
※スマートフォンでは、横にスワイプしてご利用ください。
鋼種 | 断面寸法 | 幅厚比種別 | 降伏曲げ耐力比 | 単位質量 | 鋼重量比率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
JIS | SN490B | H-900×300×16×28 | FB | 1.00 | 240 | 1.00 |
HY +梁端ウェブ補剛工法 |
NSYP345B | NSYP345B | FA | 0.95 | 213 | 0.89 |
上記の試算はあくまで一例であり、条件等によって適用効果は異なる場合があります。
ProStructでは、既存のパッケージのみならず、そのパッケージを基にしたニーズに合わせた技術協力が可能です。
導入ご検討される際は、ぜひご相談ください。
「鋼材×利用技術」
パッケージ 一覧
ハイパービーム® × 横補剛材省略工法
ハイパービーム® × 梁端ウェブ補剛工法
ハイパービーム® × パス間温度緩和工法
ハイパービーム® × 梁端ストレート工法
ハイパービーム®・厚板・プレスコラム × 低温靭性保証(NSLT®)
HTUFF® × 高HAZ靱性鋼用溶接材料(大入熱溶接法)
コラム × 木質耐火被覆(木鉄ハイブリッド耐火柱)
日鉄デッキプレート × 設計支援システム
NDコア® × ノンダイアフラム工法 × 適合判定支援システム
NS-SSB® × 振り子免震技術
アンボンドブレース® × ブレース耐力・剛性の幅広い可変技術
アンボンドブレース® × エネルギー吸収の最大化技術