TOPICS

田中 大貴選手が勇退

田中 大貴選手が、2022年12月末をもって日本製鉄柔道部を勇退した。田中選手は、2015年入社後、約8年間選手として活躍し、全日本柔道選手権大会6回出場、近畿柔道選手権大会2位(2018)、全日本実業柔道個人選手権大会100kg超級3位(2017)などで活躍した。

応援いただいた皆様へ

「この度、2022年12月末を持ちまして柔道部を勇退させて頂くこととなりました。入社して8年間、日本製鉄柔道部の一員としてここまで歩みを進めてこられたのは、応援して下さった皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。思い返すと皆様のご期待に沿えず結果の出ない日々が非常に多かったように思います。それでも皆様が温かく支えてくださったおかげで、ここまで日本製鉄の名を背負って勝負の世界に身を置く事が出来ました。この8年で色々な事がありましたが、1つ1つの経験が感慨深く、忘れられないものばかりです。なかでも、私にとって全日本実業柔道団体対抗大会(団体戦)、全日本選手権は、特別な思いがある大会でした。団体戦は、私が学生時代通っていた国士舘中学・高校・大学と団体戦で日本一になる事を宿命づけられた場所にいたので、社会人でも必ず団体戦で日本一になりたいという思いを強く持っておりました。しかし、自身の実力不足によって1部の決勝戦で2度チームの足を引っ張り、悔しい思いをしたことを今でも鮮明に覚えています。あの時は、チーム、応援して下さった皆様に非常に申し訳なかったです。ただやっとの思いで、最後に2部優勝を飾る事ができたときは、入社して初めての優勝だったので非常に嬉しかったのを覚えています。また、全日本選手権は、一柔道選手として必ず立ちたい憧れの舞台でした。その舞台に6回立つことができ、日本武道館のど真ん中で日本を代表する選手たちと試合が出来たことは、一生忘れません。今後は、日本製鉄社員として社業に専念致しますが今までの経験を活かし、どんな困難にも臆することなく諦らめず挑戦していこうと思います。応援して下さった皆様におかれましても今後、業務上接点がある方がいらっしゃると思います。不器用な人間ではございますがご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。長くなりましたが今の私があるのは、皆様の支えがあったからでございます。今後も柔道を通じてできたご縁を大切に、感謝の気持ちを忘れず頑張ってまいります。これからも、田中大貴を宜しくお願い申し上げます」
  • (PROFILE)
  • 田中 大貴
  • 生年月日/1992年4月27日
  • 出身地/岐阜県
  • 出身校/国士館大学

PAGE TOP