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ユーザーボイス

株式会社 福彫
武本 仁成

「表札は住まいの顔」
とことんこだわってほしい

株式会社 福彫(ふくちょう)
代表取締役社長
武本 仁成(Hitonari Takemoto)

  株式会社 福彫
  日本最大手の表札メーカー
  ”チタン表札”を業界初めて開発・発表
  TranTixxiiの最新技術を採用した新商品を順次投入予定。

表札の役割と進化


©福彫

 今では、ほとんど全ての家の玄関に必ずついている表札ですが、弊社が本格的に創業した40年前は、今ほど多くの家で掲げられてはいなかったように思います。
 そもそも表札の起源には諸説ありますが、その珍しい習わしが始まったのはまだそれほど古くはなく、明治時代に郵便制度が施工された事と大正時代の関東大震災が大きなきっかけと言われています。

そして、当然その役割は郵便屋さんや来訪者に「名前を伝える」というだけのモノでした。

その頃の主力商品は天然の素材を使用した大理石や御影石、天然木が主流です。

それから年月を経て、様々な国のスタイルを取り入れて進化した住宅のデザインと共に表札も進化しなければとステンレスやアルミ、アイアン、ガラス、陶磁器など、さまざまな素材を取り入れ、そこにアイディアと技術を組み合わせ数々の革新的な表札を生み出してきました 。
そしてデザインやスタイルにバリエーションが増えたことによって表札で個性を表現する=こだわるユーザー様が非常に多くなりました。
今では表札の役割がただ「名前を伝える物」から「個性を表現する物」へと進化したと言っても過言ではないと思います。

「表札は住まいの顔」 とことんこだわってほしい

弊社がチタンの表札をつくった理由は大きく2つあります。
1つ目はチタンの持つプレミア感です。「表札は住まいの顔」です。特に弊社では、表札は一生ものという考えで製品を作っております。ほとんどの方が一生に一度しか買わない表札。人生で一番大きな買い物である住宅に掲げる表札には是非ともこだわって欲しい。その想いを表現するのにデザイニングチタン“TranTixxii®”は最適な素材でした。

2つ目はチタンが「サビない」という事です。海に囲まれた日本では特に台風の後など、内陸部であっても屋外であればステンレスがサビてしまう事があります。一般的な建材と違い、表札においてはちょっとしたサビ程度でもクレームとなってしまうのです。風水的な観点や昔からのいわれを基に縁起を担ぐ方が多くおられますし、サビや変色が嫌がられるというのはユーザー心理として当然のことであると言えます。

今後の抱負について

これからの未来、表札の役割・あり方はもしかするとまた全然違うカタチへと変化しているかもしれない。
しかし、どんなに時代が進んだとしても、確かな品質や技術への欲求は人々の心から消えてしまう事はないと信じています。だからこそ私たちが求める物は誰もが認める「本物の素材・技術・デザインによる価値の創造」であり、この日本の文化を継承していくためにこれからも日々精進して参ります。
我々の新製品開発において、新しい素材をご提供頂くことは大変ありがたい事です。これからも日本製鉄(株)の材料開発に期待させて頂きます。

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